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陣痛二日目 [出産]

P1002569.jpg午前一時前の内診で破水反応があるも、一向に間隔が狭まらない・強くもならない陣痛が続き、「眠れない夜@二日目」となった所為でしょうか。夜中のうちから吐き気を伴うようになりました。
・・・とは言っても、前晩のご飯から時間が経っているし、ソリタ-T3号輸液500ml(補液製剤)の点滴が続く=出てくるのは水分だけ。

時おり尿意を感じるも、陣痛と疲労と吐き気が重なるうえ、その都度NSTのコードや点滴管を纏める必要があるため、3m先のトイレがとっっっっても遠く感じました。

「吐き気は赤ちゃんが下りることで、内臓圧迫されて起きるのよ。
 しんどいだろうけどお産が進んでいる証拠よ。
 身体起こすの大変だから、横向いてココ(重ねたバスタオル)に吐き~」
と助産師さん。

いくら身体が辛いといっても、ソレは女子として嫌ぁぁぁ~~~~。(><)
陣痛の波が来ているまっ最中でも『トイレは無理でもせめてゴミ箱に!』と根性で半身を起こし、嘔吐していました。
こんな状態ですから、当然ご飯は食べられず。
朝・昼・晩とも代わりに夫に食べて貰いましたが「sizzは背後でうんうん唸って苦しんでるし、助産師さん達には早く食べろと言われるしで、本当は美味しいんだろうけど全然味が判らなかった」そうです。

9時の内診で子宮口は5cm、高位破水をしているため感染症予防(?)にペングッド錠を内服。
「昼まで様子をみましょう」との言葉に『帝王切開になるのかなぁ』と思ったり。

13時の内診で、縦6cm横5cmと子宮口が縦長ではあるけど開いてきていること・陣痛感覚が5分→4分と若干狭まってきたことから「薬は使わず、いきましょう」と。
『様子を見るって、帝王切開じゃなくて促進剤のことだったのか。でもまだ耐えなくちゃダメなんだ~』とガックリ。
そんななか、意識は朦朧としているのに、何名かが出産する様子が聞こえてきて。
私のお産が進まない所為で、狭い部屋で付き添っている夫が辛そうだし、自分の体もしんどい・・・。
『後から来た人達が着々と出産を済ませているのに、なぜ私は同じように出来ないんだろう』
そう思った瞬間、涙がブワッと溢れてきて
「もうやだー、おうち帰りたいーー、ちこ(留守番している老猫)に会いたいよぅーーー」
と20分ほど大人げなく声を上げて泣いてしまいました。

16時の内診で子宮口は7cm。
「ん~、進まないねぇ。これ以上陣痛が強くならない場合、促進剤を使うことになるでしょう」
と予告されていた通り、心音@NSTから胎児は元気な様子だけど、妊婦本人が三日目の晩を越すだけの体力は無いと先生が判断し、18時に陣痛促進剤を使う旨の説明がベッドの傍で始まりました。
もちろん私はその間も陣痛の波で唸っている状態なので、説明は夫に向けて行われていたのですが。
先生が「(説明は)以上です。進めてよろしいでしょうか?」と尋ねた瞬間「はいっ、良いです。お願いしますっ!」と元気よく返事したのは夫ではなく私。
いや、だってもう一刻も早く何とかしたかったんだもの~~~。(^^;)

夫が同意書に代理署名して、促進剤投与・LDRの準備が始まったのを見て、見通しがつき緊張が和らいだのか『あれ、お腹が空いてきた気がする。三食まるまる食べて無いもんなぁ、出産乗り切れるかしら』と妙に冷静になり。
夫に荷物の中から持参したバランスオン(↑の写真)を取ってもらい、もぐもぐもぐ。
ビスケットタイプなので口の中でサラサラと溶け、吐き気が若干残る状態でも戻すことなく食べることが出来ましたし『美味しかった!もうちょっと頑張ろう』と前向きな気持ちに。こんな状態になると予想していたわけではありませんが、持ってきて良かった~。
※急遽手術に切り替わった場合に誤嚥の可能性があるので、病院的にはNG行為だと思います。

栄養補助食品を食べ程なくして、準備が整ったLDRへ移動。
いよいよ出産です。
つづく。
タグ:促進剤 陣痛
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陣痛一日目 [出産]

20140122.jpg入院指示書にあった通り、ハイソックスを履き・お産パッドをあてた産褥ショーツに履き替え・カイロを腰に貼って。
かかりつけ医がご近所 かつ 朝5時台と薄暗かったこともあり、パジャマ+コートという出で立ちで病院に向かった私たち。
「もしコレが前駆陣痛じゃなくて本物の陣痛だったら、この歩きが刺激になって、スポーンと産まれてくれるといいねぇ」なんて言いながら病院に到着すると、何だかバタバタしている・・・??
聞けば私が電話した直前に2人の経産婦さんから連絡があり、おそらくその方々のお産が先に入るであろうとのこと、前晩からお産が集中し三階フロア(入院用個室)が満床、とのこと。

えらい時に来ちゃったな・・・と思うものの陣痛は止められないので、二階の個室(三階の部屋より若干狭い)に通され、防水シーツを敷いたベッドに横になり、分娩監視システム機器(NST)を取りつけてもらうも、陣痛間隔は7~8分・陣痛継続時間は40秒前後のまま、と進まず。

朝食をモリモリ食べたあと、徹夜になったから流石に眠い・・・でも痛みがきて眠れん・・・さてどうしたものか・・・と困っていると、NSTの様子を見た助産師さんが「いったん帰宅もアリだけど、帰った途端に破水しないとはいえないし。このまま入院している方が良いと思うわ」と仰り。
11時と12時に内診を受け、子宮口が前日よりちょっぴり開いていることを確認。

ちなみにこの個室、ナースステーションの真ん前&LDRともほど近いので、出産時の絶叫(?)が聞こえてきまして。
『あ、出産が終わったっぽい。私のは痛いって言っても叫ぶほどじゃないから、まだ掛かるのかなぁ。』なんて思いながら、繰り返す痛みに耐えていました。

昼食(↑の写真)も夕食もキッチリ頂いたし、ほぼ一時間ごとの胎児心音チェック@元気さの確認も 私本人の血圧にも問題がないので、自然分娩の方針を継続。(夫は夕方いったん帰宅し、食事・シャワー・仮眠を取ってきてもらいました)


22時前にきた強めの陣痛で『もしやコレは胎児の頭か?』と産道に感じたのを契機に、段々痛みの持続時間が1分程と長く強くなってきた・・・ものの、間隔は狭まらず。
『今夜も徹夜かなぁ。身体がしんどいよ~、夫も殆ど寝ていなくて可哀相だよ~(※)』と思いながら、夜を過ごしたのでした。
※・・・この部屋のベッドサイズはシングル。三階の個室はダブル+二人掛けソファもあるので、そこで仮眠を取ることが出来るのです。


つづく。
タグ:陣痛
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前駆陣痛? - 39w2d [出産]

出産予定日一週間前の定期健診と確定申告@還付を終えて帰宅し、ふと『出産後一ヶ月は入浴NGって言われたな』と思い出し。

夫に「診察中におしるし来たけど、子宮口1cmで破水反応無しだから、まだ気配は無いってさ。でも何時来てもおかしくないから、贅沢に昼風呂入っちゃうもんねー」とメールを送信し、「おう、入っちゃえー」との返信を確認してから、の~~~んびりお湯に浸かること50分。

ほっかほかに身体が温まり気分も良くなったところで、いま一度 入院セットの見直しをしたり、妊娠経過記録をつけたり、両実家母親にメールを送ったりして過ごすこと3時間余り。


あれ、なんだかお腹痛い気がする??
軽~い生理痛レベルだけど、定期的に来ている気がしなくもない??
これが前駆陣痛ってものかしら??

・・・と思ったのが19時ごろ。
ちょうど帰宅した夫に「等間隔で薄ら痛みがあるけど、本物の陣痛ではなさそう」と報告して、一緒にテレビを見ていたら、21時を過ぎてちょっぴり痛みが強くなってきたような気が。
レポート用紙に『痛みを感じ始めた時間/痛みの持続時間/気づいたこと』を書きとめていったら、21~23時台は約8分間隔で40秒。
その後 痛みの強さは変わらなかったので布団に入るも、どうにも寝つけず0~2時台は約7分間隔で50秒・3~4時台は6分間隔で50秒、と段々狭まってきた気が。

『初産婦は“10分間隔になったら連絡するように”って言われてたけど、この程度の痛みはたぶん陣痛じゃないよなぁ』と躊躇っていたのですが、前駆陣痛にしてはシツコイし安眠妨害なのは間違いないので、病院へ電話し指示を仰いだところ「念のため診察しましょう。入院セットを持ってきてください」とのこと。

寝ていた夫を起こして付き添ってもらい、歩いて病院へ向かったのでした。
タグ:前駆陣痛
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