言葉が出ない

注：訃報を含むエントリです。
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※9/4現在、まだ動揺しているけど、ちゃんと記憶にとどめておきたいのでUpしました。


高校の同級生だった彼女が出産したと知ったのは、私の出産予定の3ヶ月前。
「子供同士も同学年になるね～」と互いに喜び、出産祝いは私からは3～12ヶ月まで着られるベビー服（↑写真）を贈り、彼女からは80cmの夏服を頂きました。

処暑を過ぎ『チュニックがワンピースになってる（身長が65cmしかないから）けど・・・たぶん来年も着られるだろうけど・・・周囲に大評判だったから“着せてみたよ”報告をしなくちゃ♪』と思い、近況報告メールに写真を添付し、夜に送信。

そして翌朝、彼女から「娘ちゃん、すくすく育ってますね　（＾＾）」と絵文字付の返信が届いたので、彼女の近況はどうなのかな～？とワクワクしながら読み進めたら。
「娘は2か月前に、乳幼児突然死症候群（SIDS）で亡くなりました」と続いていました。


先々月の時点で、彼女の娘さんは生後8ヶ月。
「離乳食も順調に進み、人見知りしない可愛い子だったのよ。（中略）また子宝つくらないと。」と淡々と続く文字に、彼女のやるせない悲しみが伝わってきたのと同時に、SIDSで亡くなったお子様方の共通点（好発月齢、男児、出生時低体重、早産、冬季など）に全くと言っていいほど当てはまっていないのに！・・・と、頭が真っ白になりました。

心の整理なんて微塵もついていないでしょうに、返信してくれたのは「気を付けて娘ちゃんを見てあげてね」との気持ちを込めてくれたのだと思います。

そんな思いやりに溢れた彼女に対し　どんな言葉を綴っても、薄っぺらで白々しい慰めになってしまうのではないか・・・と何度も書いては消し・・・を繰り返し。
暴れる娘を抱きしめながら　やっと纏めた返信は、型通りのお悔やみの言葉になってしまいました。


彼女が本当に次の妊娠を望んでいるなら、どうか神様　願いをかなえてください。
そして、彼女には大切にしていた娘さんがいたこと。
私はずっと覚えていよう、と思います。



☆SIDSのエントリがある他サイト
・助産師で10人のお子様をもつ小林さんのBLOG
・双子ちゃんの一人がSIDSから生還そた方のBLOG

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